近年はインターネットの普及に伴って、携帯電話さえ持っていれば、子どもでも簡単に出会い系サイトに登録できるようになりました。それに伴って、出会い系サイトに関する犯罪に巻き込まれるというケースが急増していると言う時代背景があるのです。かつては、出会い系サイトにおける犯罪は女性の方が圧倒的に多いとされていました。とりわけ未成年が犯罪に巻き込まれるケースが多く、その多くは強姦や拉致、ポルノなど性的犯罪で占められていました。

しかし、女性ばかりではなく男性も不倫掲示板による犯罪に巻き込まれる件数も増加してきました。例えば、援助交際を持ちかけてきた女性に出会ったところ、バックに複数の男性の影があり、金品を盗まれたり、援助交際をしようとしていたことを家族や会社にばらすなどと脅迫され、さらに金品を要求すると言ったケースが挙げられます。このような犯罪に巻き込まれる男性は、成人した人に多いのが特徴で、それは女性とは対照的なものになっていました。

ところが、近年では出会い系サイトによる犯罪はより多様化しています。また、犯罪の手段もより巧妙なものになり、また奪い取られる金額も、かつては数千〜数万程度だったものが、現在では数百万円など高額に及ぶケースも増えているのです。例えば、近年の不況の折、出会い系サイトは単に「異性に出会うための手段」だけではなく、「就職のためのツール」としても使われるようになっています。就職を斡旋するための企業との出会いを支援するとうたっている…そういった種類のものです。

こういった場合、愚痴を聞いてくれたら報酬を差し上げます…といったような甘い文句に誘われたところ、「報酬の受け取り手数料を支払ってください」といったように、お金を要求されるというケースが事例として挙げられます。この他にも悩み相談や占いなどのサイトにおいても、手数料名目で金銭を要求し、結果的に騙し取られてしまったという被害が後を絶ちません。

つまり、かつての出会い系サイトにおける犯罪には、性的な欲望や男女の出会いなどが潜んでおり、未婚者や不倫をしている人が中心になっていましたが、現在ではそのような出会いを求めていなくとも、犯罪に巻き込まれる可能性があるのです。まずは出会い系サイトや掲示板には書き込まない、そして金銭を要求されても支払わないなど、自分の身を守る対策が必要です。

出会い系サイトに関わる犯罪に巻き込まれないためには?

インターネットの出会い系サイトに関連した事件が後を絶ちません。そして、その多くが中学生や高校生と言った18歳未満のいわゆる未成年なのです。出会い系サイトと聞けば、インターネット上での出会いであるために、相手がどんな人物なのかが分からないまま、知り合うことになります。それは非常に危険なのことでもあり、安易に会ってしまうことで、犯罪に巻き込まれるケースも多いのです。

犯罪の内容として最も多いのが性犯罪です。つまり、出会い系で知り合った女性をメールで呼び出して、複数人で強姦する…というケースもあります。また、強姦だけでなく、金品を目当てにしたものも多数あります。また、詐欺事件に巻き込まれるケースもあります。良く耳にするのが、結婚詐欺や、男性を呼び出して女性と交際させたところで、金品を奪うという美人局などが挙げられます。

近年は、SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)なども流行しています。ネット上で見知らぬ誰かと知り合う可能性は以前よりも高まっているのです。それは裏を返せば、危険も高まっていると言えます。例えば、気楽な気持ちで「カラオケに行こう!」などと書き込むと、それを見た人物が誘いをかけてきます。そんな誘いの中には、呼び出して金品を奪うとか、風俗店でのアルバイトを紹介しようなどとたくらんでいる犯罪者も潜んでいるのです。

こういったネット上で簡単に「会う」行為を行うことは大変危険なことなのです。出会い系サイトに踏み込むことは、犯罪に巻き込まれる可能性もあるということをしっかり認識しておくことが大切です。また、気軽に会うというその行為が、犯罪者と関わる危険性をより高めることにもなるのです。

また、自分自身の携帯電話番号やメールアドレスなどの個人情報を簡単に教えてしまうのも、絶対にやめましょう。もし、万が一、メールアドレスを交換する場合は、フリーメールなど、すぐに破棄出来るものを利用するようにしましょう。

もし、出会い系サイトで知り合った人と会うということになってしまった場合は、絶対に1人では行かないことが大切です。友達と複数人で行くこと、出来れば、男性と会うのであれば、こちら側も女性だけでなく男性も連れて、複数人で行くようにしましょう。